端午節(端午节)とは

端午節(端午节)とは中国四大伝統祝日の一つで、端陽節、龍船節とも呼ばれます。端午節の日付は旧暦に基づいて決まるものですので、2023年の端午節は6月22日(木曜日)で、6月22日から6月24日までに三連休となります。

今回は中国の端午節の意味、過ごし方、由来を紹介します。

なぜ端午節の時、龍舟競争を行うのですか?

龍舟競争は舟を漕いで川に溺れた屈原を探したことが由来だそうです。龍舟競争は端午節で最も重要なイベントです。

木舟の形や飾りは中国龍を真似して作られました。舟の大きさは地方によって違いますが、一般的には20~30メートルで、30~60人で漕ぎます。

競争の時、太鼓の音に合わせて、チームメンバーは船を漕ぎ、優勝チームは幸運に恵まれて幸せな生活を送ることができると言わているそうです。

中国人は端午節をどう過ごしますか?

端午の節は2000年余りの歴史を持つ庶民の祝日で、昔中国では病気払いなどのため、色なイベントが行われます。

例えば、龍船競い、粽を食べたり、石黄酒を飲んだり、蒿や菖蒲を掛けたり、巾着をつけたりします。

今では、多くの習慣やイベントが重視されないため、消えかけています。もしそういう民俗に接触したいなら、田舎へ行って見学したほうがいいでしょう。

粽は端午節でよく食べられる伝統的な食べ物です。これも屈原と関わっています。言い伝えによると、屈原の体が魚に食べられないように、米の塊を川に投げたのです。

粽はもち米で作られ、中には肉、豆或いはほかのアンが入っています。そして、竹や葦の葉っぱで三角形か長方形の粽を作り、柔らかい草や縄で固定します。

中国では、地方によって、粽の味も違います。

端午節に関する伝説

端午節に関する伝説はいろいろありますが、一番流行っているのは屈原をめぐる伝説です。

屈原(紀元前340-278)は中国戦国時代の詩人で流刑に処された役人です。紀元前278年、秦は楚の都を落とし、屈原は自分のふるさとを離れたがらず、五月五日に『懐沙』を書き下ろし、石を抱いて川に身を投じました。 地元の人は屈原の体を探すため、舟を漕いで探し回りました。

その後、毎年の五月五日は龍船競争を行って、屈原を祀るようになりました。龍船競争で河の魚を驚かし、魚に食べられないようという願いが込められています。

以上内容はネットより

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